FECとBEC

誤り訂正といえばよくFECという言葉で表すのを見かける。
FECはForward Error Correction(前方誤り訂正)の略語だが、その対となるBEC(Backward Error Correction)っていうのはあまり聞かない。
FECは、送信側が付加した冗長ビットを使って受信側で検出した誤りを自力で訂正するもの。
BECは、送信側が付加した冗長ビットを使って受信側で検出し、その旨を送信側に伝えて再送要求するもの。いわゆるARQ(Auto Repeat reQuest)がこれに相当する。